明治維新百五十年の山口市を旅するサイト 明治維新策源地山口市

文字サイズ →
枕流亭

薩長連合に向け、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通らが密談

 豪商・安部家は藩主毛利氏の参勤交代時における山口の本陣として使用され、その一角に離れとして存在したのが枕流亭。幕末、倒幕に向けた動きが進む中で、薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀らが山口を訪れこの枕流亭に宿泊し、長州藩の木戸孝允、伊藤博文、広沢真臣らと薩長の連携に向けて密談を重ねた。

 安部家そのものは、本家安部(本陣、両替商)、醤油安部、山城安部(酒造業、茶製造業)などの分家五家で構成。現在のコープ山口、道場門前山口中央パーキング一帯にあり、枕流亭はその分家の一つ「隠居安部」の敷地に建てられていた。安部橋の名称とともに本家跡を示す碑が橋の南側、さらに枕流亭の跡地を示す碑が北側のコープ山口裏に建立され、当時のかすかな面影を今に伝える。

 枕流亭の建物は、1960(昭和35)年に現在地の香山公園内へ移築。内部には無料で入館(9:00~17:00)でき、1階部分には西郷、大久保、木戸、伊藤ら関係人物や建物についてなどの紹介パネルが展示されている。そして、密談の場となった2階は当時の雰囲気がそのまま残され、外に広がる景色は当時と違えども、その身をもって、志士たちが緊迫の謀議を重ねた空間を体感できる。

所在地 山口市香山町香山公園内
入場時間 9:00~17:00
入場料金 無料
アクセス JR山口線山口駅より徒歩約20分
山口市コミュニティバス「大内ルート」・65番香山公園五重塔前バス停
定休日 なし
駐車場 あり
  • Wi-Fi設備あり(山口市香山公園観光案内所)
  • 車いすレンタルあり(山口市香山公園前観光案内所)
  • 赤ちゃん設備あり(山口市香山公園観光案内所内トイレにおむつ変えベッドあり)
  • トイレあり(香山公園内トイレ)